2007年 07月 22日
7月22日(日) 宇多津公演終わる
|
宇多津公演も無事終わる。
入場者数約300名、これを多いとみるか、少ないとみるかは微妙なところ。
アマチュア劇団の公演と違って、入場料も取っていないし、ノルマ的な捌き方をしてないからだ。
しかしながら、ユープラザうたづの館長さんから、「プロの手を入れず、ここまで本格的なセットを仕込んでくるとは思いませんでした。高校演劇の認識が変わりました。」との言葉を頂いたので、本来の趣旨は達成されたと考える。
というわけで、来年度の高校演劇講習会&県大会の会場は、ユープラザに決まる。
高校演劇講習会の日程は、7/18(金)~7/19(土)。
今日は、9:00から荷下ろし、9:30から加納先生率いる大阪の清風高校・関西大倉高校さんが見えられて意見交換ならびに日本ストックホルム青少年水大賞の紙芝居発表に対してアドバイスなどを行う。
その後、四国学院大学ノトススタジオで行われている、第1回香川県高等学校演劇作品研究会の様子を見に。
11:00着、徳島城西高校演劇部「あるでないで」を見る。
いつもながらの紋田パワー炸裂のパフォーマンス芝居だ。
様子がちょっと違うのは、ダンスに始まり、ダンスで終わり、使われている曲が同じちびまる子ちゃんなところ。
紋田先生が手がける作品を初めて観る人は、たぶん舞台に釘付けか、取り残されるかのどちらかであろう。
今日見て改めて思うのは、最初から最後まで、いかにして観客の目をひきつけるかという点に集約される。
いろいろなしかけが出てくるのだが、順序の必然性や関連性、発展性が希薄に感じ、観る方の緊張が解けてしまう。いや、本当は、順序の必然性や関連性、発展性があって、薄学な小生にとって解することが難しいだけなのかもしれない。今度、お会いする機会があったら聞いてみたい。
次に、作品の言っていることが、新聞などのメディアが報じる情報量とさしずめ変わらないことだ。そうなってくると、新聞などから得られる情報を客観と主観という観点をもって分解し、再構成し、その表現方法に言葉遊びやアジテーション、シュプレヒコールを多用した手段を採用する。換言すれば、社会批判方法論の焼き直しの域から脱しない。それだけが目的ならばそれでいいのだが、感情移入という心の共感、新たなる知識の提供といった想定はしにくく、人間の心に訴える力強さには、もの足りなさを感じてしまう。加えて問題の形骸化も起こりやすい。
その後、トンボ帰り。
アンケートを基に、5場面ほどこ返しをして修正。
16:00解散、ドタバタな1日だった。
入場者数約300名、これを多いとみるか、少ないとみるかは微妙なところ。
アマチュア劇団の公演と違って、入場料も取っていないし、ノルマ的な捌き方をしてないからだ。
しかしながら、ユープラザうたづの館長さんから、「プロの手を入れず、ここまで本格的なセットを仕込んでくるとは思いませんでした。高校演劇の認識が変わりました。」との言葉を頂いたので、本来の趣旨は達成されたと考える。
というわけで、来年度の高校演劇講習会&県大会の会場は、ユープラザに決まる。
高校演劇講習会の日程は、7/18(金)~7/19(土)。
今日は、9:00から荷下ろし、9:30から加納先生率いる大阪の清風高校・関西大倉高校さんが見えられて意見交換ならびに日本ストックホルム青少年水大賞の紙芝居発表に対してアドバイスなどを行う。
その後、四国学院大学ノトススタジオで行われている、第1回香川県高等学校演劇作品研究会の様子を見に。
11:00着、徳島城西高校演劇部「あるでないで」を見る。
いつもながらの紋田パワー炸裂のパフォーマンス芝居だ。
様子がちょっと違うのは、ダンスに始まり、ダンスで終わり、使われている曲が同じちびまる子ちゃんなところ。
紋田先生が手がける作品を初めて観る人は、たぶん舞台に釘付けか、取り残されるかのどちらかであろう。
今日見て改めて思うのは、最初から最後まで、いかにして観客の目をひきつけるかという点に集約される。
いろいろなしかけが出てくるのだが、順序の必然性や関連性、発展性が希薄に感じ、観る方の緊張が解けてしまう。いや、本当は、順序の必然性や関連性、発展性があって、薄学な小生にとって解することが難しいだけなのかもしれない。今度、お会いする機会があったら聞いてみたい。
次に、作品の言っていることが、新聞などのメディアが報じる情報量とさしずめ変わらないことだ。そうなってくると、新聞などから得られる情報を客観と主観という観点をもって分解し、再構成し、その表現方法に言葉遊びやアジテーション、シュプレヒコールを多用した手段を採用する。換言すれば、社会批判方法論の焼き直しの域から脱しない。それだけが目的ならばそれでいいのだが、感情移入という心の共感、新たなる知識の提供といった想定はしにくく、人間の心に訴える力強さには、もの足りなさを感じてしまう。加えて問題の形骸化も起こりやすい。
その後、トンボ帰り。
アンケートを基に、5場面ほどこ返しをして修正。
16:00解散、ドタバタな1日だった。
by tkdc
| 2007-07-22 23:01