2007年 01月 28日
1月28日(日) 保護池調査
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今日は、保護池調査。
四国大会があるため、どうしても11・12月は定期調査が難しくなってしまう。
これは、演劇部顧問の宿命だ。
今日は、OMエコショップのすがさんも参加。
第2回全国タナゴサミットに参加した土地改良区の職員の方から、「寂寞のせせらぎ」についてお褒めの言葉を頂く。
しかしながら東京の方の人には、役者が早口なこともあって、讃岐弁が伝わりにくかったらしい。
これは何とか改善しなけらばならない。
それはそうと、演劇で改善と言ったり、評価なんてものが、1つの作品に対して末永くつきまとうのは、高校演劇ぐらいかもしれない。
アマチュア劇団時代にはなかった感覚だ。
それ故に高校演劇は、プレッシャーも多いが、やりがいもあるし、逃げたくもなる。高校演劇を去ることになったら、恐らく2度と演劇を創る側には携わらないだろう。それは、身近に、僕を魅了するほどのアマチュア劇団は存在しないし、劇団自体を創る器量もないからだ…いや、OB・OGプロデュース公演実現しないと、卒業生に嘘をつくことになるので、それは何とかしなければならないが…
話を元に戻して、遺憾なのは、今回も研究者・保護活動実践者らに紛れて、トリコや業者がいたらしいこと。
その手の人間を排除できればいいのだが、これもなかなか難しい。
一度、「保護池で増えすぎたニッポンバラタナゴを頒布し、その収益でより一層の研究・保護活動に充てるのはどうですかねぇ…そしたら流通数が増え、単価も下がって、業者も採集するのがあほらしくなって、野生個体の採集分を抑えられるかも知れないでしょうから…買う人も間接的に保護活動に協力することになるし。」ということで、それはけっこう名案かもと賛美されたが、道義的にやっぱりちょっと…という話になったのを記憶している。
保護団体とただの儲け屋の区別が難しいか。
外来種問題といい、環境改変といい、乱獲問題といい、日本淡水魚の前途は多難だ。
新しいところで、カエルツボカビ症の話題になった。
両生類のツボカビ症は、致死率が高く(90%以上)、伝播力が強いために世界中で猛威をふるっている。
パナマでは、ツボカビが侵入してから2ヶ月の間に生息群が全滅したという報告もあるくらい。
日本でツボカビが蔓延すれば、カエルはおろか、サンショウウオも危うくなる。
オオサンショウウオが日本から、ということは地球上から消える日が来るかもしれない。
このツボカビ、人間には感染しないが、一安心と思ったら大間違い。
昆虫などを主な食べ物にしているカエルが、水田などの環境から姿を消した場合、農林業に被害を及ぼす害虫などが、大量に発生する可能性が指摘されている。
となると農薬漬けの食べ物が食卓に上がることは間違いない。
カエルは、鳥やヘビ、哺乳類などの重要な食物となる、生態系の基礎の部分を担う生きもの。
カエルの激減や絶滅は、これらのカエルに頼って生きる多くの野生生物の減少や絶滅を呼ぶことになる恐れも。
カエルツボカビ症は、日本の生態系を根幹から揺るがす大問題みたいだ。
四国大会があるため、どうしても11・12月は定期調査が難しくなってしまう。
これは、演劇部顧問の宿命だ。
今日は、OMエコショップのすがさんも参加。
第2回全国タナゴサミットに参加した土地改良区の職員の方から、「寂寞のせせらぎ」についてお褒めの言葉を頂く。
しかしながら東京の方の人には、役者が早口なこともあって、讃岐弁が伝わりにくかったらしい。
これは何とか改善しなけらばならない。
それはそうと、演劇で改善と言ったり、評価なんてものが、1つの作品に対して末永くつきまとうのは、高校演劇ぐらいかもしれない。
アマチュア劇団時代にはなかった感覚だ。
それ故に高校演劇は、プレッシャーも多いが、やりがいもあるし、逃げたくもなる。高校演劇を去ることになったら、恐らく2度と演劇を創る側には携わらないだろう。それは、身近に、僕を魅了するほどのアマチュア劇団は存在しないし、劇団自体を創る器量もないからだ…いや、OB・OGプロデュース公演実現しないと、卒業生に嘘をつくことになるので、それは何とかしなければならないが…
話を元に戻して、遺憾なのは、今回も研究者・保護活動実践者らに紛れて、トリコや業者がいたらしいこと。
その手の人間を排除できればいいのだが、これもなかなか難しい。
一度、「保護池で増えすぎたニッポンバラタナゴを頒布し、その収益でより一層の研究・保護活動に充てるのはどうですかねぇ…そしたら流通数が増え、単価も下がって、業者も採集するのがあほらしくなって、野生個体の採集分を抑えられるかも知れないでしょうから…買う人も間接的に保護活動に協力することになるし。」ということで、それはけっこう名案かもと賛美されたが、道義的にやっぱりちょっと…という話になったのを記憶している。
保護団体とただの儲け屋の区別が難しいか。
外来種問題といい、環境改変といい、乱獲問題といい、日本淡水魚の前途は多難だ。
新しいところで、カエルツボカビ症の話題になった。
両生類のツボカビ症は、致死率が高く(90%以上)、伝播力が強いために世界中で猛威をふるっている。
パナマでは、ツボカビが侵入してから2ヶ月の間に生息群が全滅したという報告もあるくらい。
日本でツボカビが蔓延すれば、カエルはおろか、サンショウウオも危うくなる。
オオサンショウウオが日本から、ということは地球上から消える日が来るかもしれない。
このツボカビ、人間には感染しないが、一安心と思ったら大間違い。
昆虫などを主な食べ物にしているカエルが、水田などの環境から姿を消した場合、農林業に被害を及ぼす害虫などが、大量に発生する可能性が指摘されている。
となると農薬漬けの食べ物が食卓に上がることは間違いない。
カエルは、鳥やヘビ、哺乳類などの重要な食物となる、生態系の基礎の部分を担う生きもの。
カエルの激減や絶滅は、これらのカエルに頼って生きる多くの野生生物の減少や絶滅を呼ぶことになる恐れも。
カエルツボカビ症は、日本の生態系を根幹から揺るがす大問題みたいだ。
by tkdc
| 2007-01-28 20:15